暇を潰すブログ

特定とか炎上について、思うことを語るブログです。

炎上と特定について、軽い説明的な何か

このブログでは炎上と特定について、主に扱っていくので、とりあえず説明をしておこうかという回です

ネット得意な方は読み飛ばしてもらって構いません。

 

まず、炎上から

炎上(えんじょう、英: Flaming)とは、不祥事の発覚をきっかけに、非難が殺到する事態または状況を差す。また、このような状態を祭りとも呼ぶ。by.Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E4%B8%8A_(%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8%E8%AA%9E)

 

簡単にいうと、失言もしくは適さぬ行動をネット上に晒してしまい、それが大多数の人の目に留まり批判されている状態を炎上と言います。

炎上と言ってもピンキリで、界隈内(同じ趣味を持つ同士たちの集まりの中)だけで起こる、3日ほどで収まるものから、いつまでも晒され続け、なにか行動をする度に一々活動報告がネットに上がるようなものまで沢山です。

最近の炎上といえば、アナグマをバットで殴り殺したとツイートした高校生が上げられますね。

RTなどでTLに画像が回ってきた方もいるかもしれません。

このように残虐であったり不純、不道徳、不平等な(またはそれらに準ずる)行動や発言は、誰かしらネットの正義感を持った方に見つけられ、スクリーンショットを取られ晒しあげられるのです。

 

※正義感という表記は揶揄であり、実際どのような心境で晒しあげているのかは人によります。

 

基本的にはネットリテラシーを守っていれば回避できるものなのですが、時たま何もして無くても仕立てあげられる、もしくは悲しい誤解、行き違いなどで、リテラシーを守っていても晒しあげられることはありますので、一概に炎上した側が悪いとはいえないのが現状です。

また、謝罪や垢消し、反論をしたところで収まる訳ではなく、ただただ時間が過ぎるのを待つしかないという物であり、慣れるまでは精神的に大きな負担を受けます。

完全とは言えぬもそこそこ完全匿名で晒し上げ暴言を吐かれる上、いつまでもネット上に炎上した時の情報が残り続けるので、受験や就職でも不利になります。

 

炎上は人を社会的に殺すだけではなく、精神的にも致命傷と言えるような傷を残すものです。それを何処か心に留めて置いてもらえれば幸いです。

 

とはいえど、炎上は一定数必要なことも事実です。 

炎上した理由としては反社会的だ不道徳だと色々ある訳ですが、場合によっては炎上主が本気でダメなことだとわからずやってる場合もあり、戒めとして炎上させる必要もあります。

ですがその場合、炎上させる側は感情的にではなく客観的に、その事象について詳しい事情を把握した上で適切な行動ではなかった、ということを正しく伝えられないといけません。

先程あげたアナグマについても、ただの駆除をそこまで騒ぎ立てる必要ない、母親への報告リプなので大々的に発表した意図はなかったなど、炎上させるのは不適切だったのではないか、という意見も出ております。

 

 

炎上は確かに必要な場面も存在しますが、客観的に詳しく事象を捉え、不適切な部分を指摘する程度に収める。過度な暴言や特定行為を行わないようにするべきです。

 

とくに中高生のツイッタラーと呼ばれる方々の間では、周りに対する牽制や権力、情報発信能力の誇示を行いたいが為、やりすぎな炎上に走りがちです。

ので、ブロガーである山本一郎氏の言葉を送ります。

『炎上が楽しいのはわかるけどやり過ぎないようにね』

 

 

 

 

次に特定

特定とは、ネット上の個人の情報(主に住所や電話番号など)を探し出すことを言います。

攻撃手段の一つとしても使われ、精神的な恐怖を与える目的や、実際ピザを届けたり海外サイトから特定した住所宛てに麻薬買ってみたり、家に落書きしに行ったりなど、金銭的ないし物損的に被害を与えることができる、恐ろしいものです。

 

大概は炎上した時などに某巨大掲示板でスレが建てられ、スネークや鬼女、ネットイナゴと呼ばれる方々が集まり、あることないこと様々な憶測を立てながら、地道にローラーで特定行為が行われていきます。

 

方法自体は非常に単純であり、ネット環境があればだれでも特定行為に参加できますので、非常に厄介です。

上記の場合は炎上したものが大多数の人の目に触れたときの特定でしたが、個人の恨みや妬みから特定されることもしばしばあります。

そちらの場合特定に要する人員が少数であり、そこまで深刻な被害が出るということも、某掲示板で炎上することに比べればあまりありません。

まぁあくまで、某掲示板の特定に比べればではありますが…

 

こればっかりはもう、お気をつけてとしか言えない代物ですね。

変なこと言わない、しない。

オフ会しない。

個人情報に繋がりそうなこと言わない。

こんな感じのことを徹底していれば大丈夫だとは思うのですが…

 

特定行為を行う人の大半は普通の人であり、犯人を見つけることも限りなく難しいことです。本当に些細な情報からでも、炎上すれば特定されてしまうので、いやもうほんと、バックに映ってる電柱とか、ナンバープレートとかもろにアウト。今や開示されないからってバンバンツイッターで上げてる人いますけど……、悪意ある第三者から見たらとっておきのエサですし……

 

炎上してからの特定だと人数もいますし、相手が良心で途中でやめてくれることもないので……

とりあえず、何かしら自分に繋がる情報をあげている人は、今すぐ削除するか不注意なことをしないように気を付けてください……。

 

某巨大掲示板における特定を行う人々は、別にまとまりや横つながりが強いわけでもなく、ただその事象(炎上など)を見て集まってきた第三者がほぼ全体を占めており、

その他SNSなどでの特定を行う人々は、その事象および被害者に何らかの敵意を持つ者か、遊び半分力を示すものか、関係者からの依頼を受け、金銭的な仕事として受け持っている者かの三種類に大まかにですが分類されます。

 

SNS(おもにLINEやTwitter)では、自分の力を誇示する方法として、Dos攻撃(サーバーに負荷をかけ接続を重くする攻撃)やパス抜き(何らかの方法で相手のアカウントのパスワードを推測、もしくは特定する行為)と並んだ物として特定があげられます。

SNSでの特定だと、掲示板とは違い特定行為を行っている場面が相手に知られないので、特定が始めっても気付けず、対処しにくいことが多いです。

 

特定した住所や個人情報が誤ったものや別人の物であった場合、関係のない第三者にまで被害が行ってしまい、取り返しのつかないことになることもよくあります。

 

勿論中には特定した情報を晒さず、個人的に伝えて脅しをかける人もいます。

 

どちらにせよ、特定された人からすれば、情報が悪用されるかもしれない、といった恐怖心が付きまとい、酷いストレスを受けることとなるでしょう。

 

もしあなたが今、誰かを特定して晒そうと思っているのであれば、その所為で相手はどうなるのか、と言ったことを一度冷静に考えてください。

相手が悪いことをしたというのは晒す理由になり得ませんし、面白半分などもってのほかです。

 

 

 

長々と駄文にお付き合いいただき誠に感謝であります。

なんとなく炎上と特定についてわかっていただけたかと思われます。

もっと深く掘り下げたお話は後日記事にしていきたいと思います。

 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ではまたお会いしましょう。